道路の地下には、様々な埋設物がありますが、下水道等では点検管理のためのマンホールが数多く埋設されています。しかし、マンホール周辺舗装の沈下や周辺クラック(割れ目)及び剥離、ガタツキ等と言った問題や事故が数多く発生しています。
この安全対策に、占有者や道路管理者も苦慮されています。私どもはこれまで、維持補修の分野でも数多くのマンホール補修作業を通じて、経験を積み重ねてきました。
そして、出会ったのが全国エポ協会の「後付工法・エポ工法」です。マンホール上部を先付(残したまま)か、一旦外して、後から付ける(後付)かという考えです。以来、同協会の会員相互の連携と研鑽努力を続けています。
この工法を用いることによって、「耐久性の向上」、「施工時間の短縮」という画期的なメリットを生み出したのです。
従来からのマンホール維持管理への影響はもちろん、施工方法の大胆な転換が実現しました。
施工にあたる技術者は、「品質と環境、早期交通開放」を課題に、さまざまな技術習得を積んでいます。
専用車両による作業効率と施工の低公害化
施工現場へは、交換器材や工具搬入はもちろん、洗浄用水、劣化器材や排出土砂まで搭載できる車両、特殊施工用材料も現場製造可能な特殊車両がまるで「工場」のように働きます。また、歩行者はもちろん、通行車両や工事作業者、作業範囲周辺に対する環境や安全を確保し、大幅な工期短縮で通行止めの影響を最小限化しています。
従来工程(切断、撤去、復旧、養生)の複雑な作業を、一連のシステムにすることによって施工時間の短縮、早期交通開放、美しい施工仕上がり、耐久性の向上を実現しました。
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